回廊する家
- 新築プロジェクト / 京都市伏見区 -
回廊する家
片流れ屋根のリビングが特徴的な邸宅。
閑静な住宅街の角地での計画であるため、周囲の視線を遮りながら 日の光を室内に取り込むことが課題に。
そこで中庭を中心に配置し、それに沿うロの字型に部屋と窓を配置することで 外からの視線をカットする計画を立てました。
ロの字型の建物にしたことで外側の窓以外からの採光を多くとる必要があるため、 2辺を高さのある片流れ屋根にし、窓の面積を大きくとることで中庭を介して2方向から光を取り込めるように設計。
閉鎖的になりがちなロの字型の建物に より多くの光が届くようになっています。
中庭を囲む部屋へのアクセスはそれぞれ廊下というものがなく 一つながりになるように設計しているので、ロの字型の特徴を活かした どの部屋からも庭を眺めながら回廊できる家を計画しました。
[建築概要]
建 築 地:京都市伏見区
延床面積:352.0㎡(111.92坪)
1階:270.0㎡(81.67坪)
2階:82.0㎡(30.25坪)