版築壁の家

- 新築 / 京都市左京区 -

https://www.buildworks.co.jp/works/new/87/
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京都市内の風致地区に指定された地域内での計画となった、M様邸。

和風外観の規制が厳しい地域の中で、日本でも古くから用いられてきた土壁の工法「版築-はんちく-」を模したデザインを外観に取り入れ、周辺地域との調和を図りつつも、個性を表現しました。
西向きのため西日が入りにくいよう、2階は低く横長の窓を軒庇と組み合わせて開口。山の緑や花火など、四季の風景をワイドに切り取ることで室内を彩ると同時に、水平に伸びる軒庇でモダンな外観にアクセントを付与し、建物の高さを抑えて見えるよう配慮しています。
また建替えをすることで法規制上、以前の住居よりも面積が狭くなってしまうため、階段の一部、デッドスペースとなる部分に玄関収納を造作することや、容積率に入らない大きな玄関吹き抜けをリビングに取り込むなど、面積以上に空間を広く感じる仕掛けを多数仕込んで造り上げています。

[建築概要]
建  築  地:京都市 左京区
景観地区:風致地区第3種地域
敷地面積:160.76㎡(48.62坪)
延床面積:  95.67㎡(28.94坪)
  1階:  52.18㎡(15.78坪)
  2階:  43.49㎡(13.15坪)

シアタールーム

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