KaKoMi House
- 新築 / 京都市左京区 -
隠し 魅せる
存在感のある壁面収納が目を引く 吹き抜けのリビング。 スタイリッシュなLDKをつくるために 階段を見せない空間を計画。 高さのある壁を設けた為、それ自体に存在感と圧迫感がでることを考慮し、壁の下部にスリットのある収納を設け、上部には天井とのすき間を空けることで抜け感をだし ボリュームの大きな壁の 重たい印象を軽減している。 また、一台の床下エアコンで広い範囲の空調を管理することが可能な パッシブ冷暖を採用。その際空気を循環させるダクトが必要になるため、この背の高い壁面収納の中を通り道にすることで 吹き抜け空間にダクトを出すことなく納め、一台のエアコンで広いLDKの温度を管理している。 [建築概要] 建 築 地:京都市 左京区 景観地区:旧市街地型美観地区 敷地面積:269.52㎡(81.53坪) 施工面積:175.13㎡ (52.97坪) 延床面積:139.18㎡ (42.10坪) 1階: 75.77㎡ (22.92坪) 2階: 63.41㎡ (19.18坪)アプローチ
建物との一体感を出すため、デザインに工夫を凝らしたガレージシャッターと内扉。
重厚感のある内扉を抜けると日の光が良く入る中庭が広がり、ゆったりとしたアプローチを渡る。
玄関はアプローチと一繋がりの土間になっており、趣きのある空間を設計した。
吹き抜け × リビング × 階段
存在感のある壁が目を引く吹き抜けのリビング。
後ろに階段を配置することによって目隠しの役割を担い、収納スペースを設ける事でリビングをスッキリと見せる事が可能に。
また空調設備やダクトを内部に設置することで、パッシブ冷暖をスタイリッシュに用いることが可能になった。