R天井
更新日:レポート
こんにちは
京都で注文住宅を手掛ける工務店、
ビルド・ワークスの森本です。
現在進行中の邸宅ではR(丸)の折上げ天井が2ヶ所あります。
単純に1段せり上がった天井ではなく、
1ヶ所はシャンデリアと間接照明が入り、
1ヶ所は2階の床が強化ガラスと間接照明が入ったR天井になります。
シャンデリアや強化ガラスが入るので、しっかりと下地を入れる必要が有り、
なおかつ天井ですのであまり重くしたくない。
間接照明が入りますのでその分の造作をしなくてはならないと、
色々な事をクリアしなければなりませんでした。
そこで議論を重ねて施工したのですが、
まずは、LGSと言われる軽い材料を曲がるように加工して、写真のように部材を作ってもらい、
シャンデリア用にしっかり下地を入れて折上げの上の天井を貼ってからLGSを取付して、
その立ち上がりはR合板を貼ります。
それから1階の天井の下地をして石膏ボードを貼ったら1ヶ所完成です。
もう1ヶ所は、まず1階の天井を仕上げて、
その上に、間接照明が入る外側のRをLGSで施工。
内側のLGSを施工して間接照明が入るスペースを作ります。
LGSの下地が出来たら周りに合板を施工して、
間接照明が入るスペースも確認していただけると思います。
床の見切りを取付、周りはフローリングでその内側に強化ガラスを入れて完成になります。
1階から見るとこんな感じ。
これから仕上げていきますが、見た目だけに走るのではなく、性能も兼ね備えた施工を心掛けております。