片持ち階段
更新日:レポート
こんにちは
京都で注文住宅を手掛ける工務店、
ビルド・ワークスの大槻です。
今回は、今年の初旬に竣工した邸宅でこだわった階段のお話をさせていただきます。
タイルで出来た片持ちの階段だったのですが、
木造に片持ち、、、しかもタイル???ということで、最初はかなり戸惑ったのは事実です。
設計から図面をもらい、そこから設計と業者さんでかなりの議論を行いました。
何度も図面の修正をし、仕上げ業者さんとの検討、
鉄骨業者さんにモックアップを造ってもらい、強度の確認、、、
写真のように、先端の方に体重をかけて実際の強度やたわみがどうかなど
設計と入念に確認して現場施工となりました。
柱の中に鉄骨の柱を設置してササラを接合し、
それに階段の踏み面を溶接。
荷重に耐えられるように踏み面の内部にも工夫をしたわみが少ないようにしてあります。
タイルを直接鉄骨に貼ると油分で剥がれたり、錆止め塗装ごと捲れるので、
1度合板で鉄骨を覆って、
タイルを貼って完成です。
邸宅のデザインやお客様のご要望に合わせ、手間はかかるかもしれませんが
都度都度検討して施工を行っておりますので、どんなご要望でもお気軽にご相談ください。