普遍的な素材を活用すること
更新日:コラム
今回は、いい家を実現するためのビルドワークスが考える5つの「思い」のひとつでもある
普遍的な素材を活用すること
このことについての、こだわりをお話させて頂きたいと思います。
まだ「いい家を実現するためのビルドワークスが考える5つの「思い」」 を読んでいない方は、コチラをクリック。
普遍的な素材とは?
ビルドワークスでは、「普遍的な素材=時代に関わらず長く好まれているもの」を大切にしております。
例えば「木」や「漆喰」など。害がなく、昔から長く使われており、
そういったものは、本能で心地の良いものと感じるのではないでしょうか。
例えば、素手や素足がふれるフローリングは、よく無垢のフローリングをおすすめさせて頂いております。
無垢のフローリングのような自然素材は、見た目がキレイなだけでなく触り心地も良く、機能的です。
冬場に素足でフローリングを触った時、ヒヤッとする感覚を経験したことはありませんか。
無垢材のフローリングは、「木材」そのものが呼吸をして調湿をしているため、冬場に触ってもヒヤッとしません。
「木」は、生育するために水を吸い上げ、枝葉の隅々にまで水を供給する「クダ」が備わっています。
それをフローリングとして使用するために乾燥させると、水が通るはずだった「クダ」が空洞となり
その空洞が「空気層」となり「断熱効果」を得られるのです。
合板フローリングは、何重にも接着剤で厚くしているので、無垢フローリングに含まれるような「空気層」はなく
接着剤が冷えてしまうので、ヒヤッと感じるのです。
ただ、デメリットもあります。自然のものなので傷がつきやすかったり、
水には強い素材ではないので、床の上に長時間水が放置されたりすると、痛みの原因になります。
メンテナンス等の面では、手のかかるものではあるかもしれません。
しかし、手をかけてあげることで、長く愛用することができるものになるのです。
時代に関わらず長く好まれているもの」は、長く愛用できる
将来長い時間ともにする生涯の家、「自然な素材のもの」を活用することによって、
自分の代、またお子様やお孫様への代と引き継がれた時にも長く愛用でき、
経年変化を楽しみながら次へと受け継ぎたくなるような家を、一緒にお考えさせて頂いております。
[BUILD WORKs 設計チーム]